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Shinoa Blog

桜の香りは豆の匂い?

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
今日もブログへのご訪問ありがとうございます。

 

コロナウィルスで右往左往する人間をよそに、桜が次々に開花し春を彩っています。

桜の名所、平野神社の名桜「魁」。

平野神社名物の桜茶屋の営業も今年は見合わせとなり、いつになく、のどかな春の景色です。

 

現在、サロンの卓上に、「さくらルームフレッシュナー」を置いて、ご自由に香りを楽しんでいただいています🌸

桜の花の香り・・・。

というよりも、「桜餅の香り」、「雨の後の桜並木の香り」です。

 

この香りの成分である「クマリン」が、南米原産のマメ科の植物トンカビーンからも採れるのです。

そして、実はこのルームフレッシュナーもトンカビーンから採れる香りに、数種類の精油をプラスして作っています。

お花見に行けない方も、心華やぐ春の香りを楽しまれてくださいね。

 

桜は、葉が虫にかじられて傷ついたときに、この桜餅のようなクマリンの香りを発散させて、葉を守ります。

クマリンは、私たちにはいい香りでも、虫には何とも嫌な臭いなのです。

そればかりではありません。

秋になると桜の葉は、親株の根元に落ち、この虫の嫌がる臭いを放ちながら親株を守ります。

やがて、微生物に分解されて土に帰り、今度は腐葉土として親株の肥やしになります。

 

植物の香りは、植物の生存のための武器であり、それが私たち人間の薬になったり癒しになったりするのです。

アロマテラピーを通して、植物について学ぶと、しみじみと「植物って素晴らしい」と感じます。

アロマテラピー基礎コース(アロマ検定1級対応)では、そんな話も織り交ぜながら、進めています。