私の余暇~「仏教最古の教えを読む~スッタニパータとダンマパダ」
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」、出野です。
お客様に、「休みを取らないのですか」
と時々聞かれては、答えに窮してしまいます。
休みというのが、自分の好きなことをする時間ということであるなら、私は今の仕事をするのが一番楽しいので毎日休んでいるようなもの、遊んでいるようなものかな・・・と思ったり。
また、せざるを得ない用事(お医者さんに行ったり、義母のところに行ったり、役所に行ったり、法事に出たり)は、仕事の合間に行ったり、時には一日休みを取ったりしています。
そして、アロマテラピーに関すること以外にも、自分が「したい」と思うことを実はサロン業務の合間に、ちょくちょくやっているのです 😀
そのうちのひとつが、毎月一度、楽しみに楽しみにしているNHK文化センターでの講座、
「仏教最古の教えを読む~スッタニパータとダンマパダ」
講師は花園大学 佐々木閑教授。
今から9年前。
花園大学の公開講座「脳科学と仏教~こころの科学最前線~」に行きました。
「脳科学の最先端を研究する大阪大学の科学者3名と、インド仏教学者による、ヒトの精神構造と仏教との間に存在する共通性を見出すためのトークセッション。
ニューロンが形成するヒトの認識システムと、釈尊が2500年前に説いた人間の心の在り様にどのような共通性があり、そしてどれほどの相違があるのか・・・」。
というテーマでした。
理解できたかと言われば、科学にも仏教学にも素人の私には、難解な未知の世界でした。
でも、ものすごく面白い、奥深い世界の、扉の前に立った気がして、本当にドキドキしたのです。
この時の、コーディネーターが佐々木閑教授でした。
佐々木教授は、京都大学で工学部を卒業してから、文学部哲学科仏教学専攻、同大学院博士課程に進まれたことを、帰ってからネットで調べて知りました。
何が面白いのか、言語化できないものがもどかしいけれど、本当にわくわくする時間で、いつかもっと学んでみたいと思っていました。
そして、2年前に、NHK文化センターで佐々木教授が講座を持たれていると知ったものの、講座は常に満席でキャンセル待ち。
やっとこの春の講座から受講がかないました。
今の私の、余暇の楽しみはこの講座に出席すること!!
アロマテラピーサロンでの仕事には、実は哲学と宗教学の学びは無駄にならないと感じ始めているこの頃でもあります。
2020年は、自身の知的好奇心を満たす行為ももっと大事したいなと感じています。
スッタニパータとダンマパダってなんやねん!?
という話も、そのうち書きたいと思います 😉
私が認識していた仏教と違う姿がそこにあります。