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Shinoa Blog

邪気を払う!掛香 訶梨勒作り、終了~京都御所南アロマレッスン

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」のブログにようこそお越しくださいました。

 

京都御所南アロマレッスン。「邪気を払う!掛香 訶梨勒(かりろく)」作りを終了しました!

 

 

 

訶梨勒は、魔除けや邪気を払うために、床の間などの柱などに飾られる袋物のこと。

美しい袋に、様々な香材料と、諸病を治す薬として重宝された訶梨勒の実を詰めて作ります。

 

訶梨勒の実は、優れた薬効ゆえに、正倉院にも収められ、現存する日本最古の医学書『医心方』(984年)にも記されています。

藤原道長も日常の養生薬として服用していたという記録もあるそう。

 

その後、香木や香原料とともに袋に入れて、組みひもで結びを施して飾ることで、邪気を払うものとされるようになったようです。

 

紐結びも、縁起の良い3種の異なる結び方で飾ります。

 

叶結び、菊結び、総角結び

 

香材料の心地よい香りの中、皆さま、とても集中して取り組まれました。

午後レッスンに参加された方が、外にまで香りが漂っていたと教えて下さいました。

 

出来上がりました!

 

 

 

さらに、9月9日は重陽の節句だったということで、今月のお土産として菊花と香りを移す綿花の入ったサシェをお持ち帰りいただきました。

こちらも無病息災を願うものとなります。

 

酷暑での疲れが出る季節の変わり目。

ご参加の皆様、訶梨勒と菊花でお健やかにお過ごしください。

 

<次回のレッスン>
【11月17日(日):カモミールインフューズドオイルで作る冬用クリーム】

古くから美肌のために用いられてきたカモミールの有効成分を、温めた植物油でじんわりと抽出。贅沢なオイルで、乾燥しがちな冬の肌をケアするクリームを作りましょう。

 

午前午後とも残席2名となっています。
初めての方、お1人での参加、歓迎です。

 

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