紫式部がテーマのディナー~びわ湖大津プリンスホテル
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。
今日はアロマテラピーには関係のない話題です。
滋賀県大津市、琵琶湖畔に「びわ湖大津プリンスホテル」があります。
立命館大学スポーツ健康科学部の海老久美子教授の研究室「ab lab」が、このホテルのビュッフェ レストラン「Lake View Dining Biona」と協力し「Team Biona」を結成。
滋賀の豊かな食の資源を活用し、四季折々のオリジナルのメニューを開発されて7年になります。
実は、私、7年前の結成時より、この「Team Biona」の一員なのです!
ということで、季節に応じたメニューを、ビュッフェでの販売開始より前に、「試食会」という形でいただいています。
それは何とうらやましいことだと思われるかもしれませんが、これがなかなか大変な役目なのです。
一品一品について、用意された評価シートに点数とその理由や感想、改善点などを書き記します。
最後には、そうそうたるメンバーの前で、自分の付けた評価と意見を発表するという緊張感のある会なのです。
今回は現在ビュッフェで提供中のメニューを特別に、コース仕立てでいただきました。
テーマは「紫式部」!
琵琶湖名産の鮒寿司とポテトの「おもてなしの一皿」
涼しげな演出です。
十二単をモチーフに、太刀魚をメインに12種類の食材のハーモニー。
薄衣のような彩り野菜が美しい。
比叡とろ湯葉入りの豆乳スープは県内産の白味噌風味です。
紫式部の好物「イワシ」のオランデーズ焼きと、真鯛のポワレに紫色にしたてたソースを添えて。
ビーフとポークを一皿で、それぞれ異なるソースでいただきます。
源氏物語を執筆する筆の墨をイメージした、竹炭ブラウニーとバニラアイス。
「若紫」の巻で、光源氏がまだ幼い紫の上たちの様子を小柴垣から透見するというべ場面があります。
チョコレートで作られて立てられている格子が、私にはその小柴垣を連想させました。
紫式部をテーマに、趣向を凝らしたお料理がおいしく、また楽しくいただけました。
今回のお料理はビュッフェメニューのほんの一部です。
そして眼下に広がる琵琶湖を見ながら食事できるのもこのレストランの素敵なところです。
私も期間中にもう一度、プライベートで行ってみたいと思います。
滋賀県には、紫式部が琵琶湖に映る月を見て、源氏物語を起筆したという伝説のある石山寺があります。
また、紫式部の父為時が出家したという三井寺もあります。
他にもゆかりの地があり、滋賀県では様々なキャンペーンが行われ活気付いているようです。