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Shinoa Blog

グッスリ眠ってスッキリ目覚めたいから、ベルガモット精油の助けを借りてみる

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

「春眠暁を覚えず」と言いますが、皆さま、心地よい春の眠りを楽しめていますか?

私は、年齢を重ねるごとに、「グッスリ眠れてスッキリ起きられる」というわけにはいかなくなったと実感しています。

 

快適な眠りを求めて、アロマテラピーを活用される方は沢山おられると思います。

特に、快眠と言えばラベンダーと連想されることも多いようです。

 

 

でも、ラベンダーは実は「苦手」とおっしゃる方も少なくない香りです。

 

そんなお客様に私がよく試していただくのがベルガモット精油です。

 

ベルガモットはミカン科の柑橘。

昔はアールグレイ紅茶の香り付けに使われていました。

 

スイートオレンジやグレープフルーツでは主要成分の90%以上をリモネンが占めます。

しかし、 ベルガモットは同じ柑橘系でもリモネンが占める割合は20~40%ほど。

その他の成分の多くを、鎮静作用や抗不安作用のある酢酸リナリルとリナロールが含まれています。

酢酸リナリルとリナロールは、ラベンダーにも多く含まれる成分です。

 

この組成もあり、柑橘系のさわやかな香りだけでなく、ニュアンスのある大人っぽい花のような甘い香りが加わった独特の香りになっているのです。

私も大好きで、自宅にも必ず欠かさない精油です。

 

2021年に発表された福岡大学の研究者によるマウスの実験では、ベルガモットの香りが入眠を早めて、睡眠時間を45%延長したことが示されました。

また、42名の女性がベルガモット精油を嗅ぐことで、精神疲労の低下がみられたという報告もあります。

 

嗅覚の嗜好性は個人差も大きいので、ぜひ、ご自身の「眠れる香り」を探してみてくださいね。

ただ、どの精油も濃すぎると逆効果になることもあるので、お気をつけください。

 

ベッドサイドで精油を使う時には、お好みの精油を1~2滴、タオルハンカチなどに滴下して枕元に置くだけでOK。

最も手軽でいて、効果も期待できるアロマテラピーの活用法です。

 

※ベルガモットは光毒性を持つ精油です。

植物油等で希釈しても肌に使用するときには紫外線に十分注意してください。