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Shinoa Blog

ココロもカラダも温める!ホットタオルの効用

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

肌寒さを感じる日も増えてきました。

気温が低くなると、肩や首のコリを訴えられるお客様も増えてきます。

 

また、夕暮も早くなり、私は暗い中、家路を急ぎながら何となく物悲しい気分を感じることがあります。

 

そんなときに、「ホットタオル」は体と心に効く、簡単で効果的なお役立ちツールなんです。

 

 

タオルを絞って、電子レンジで温めます。

 

最初に、少し熱めのホットタオルを後頭骨の付け根に当てます。

この部分、風池や天柱など、肩こりや緊張性頭痛などに有効なツボのある個所です。

温かさがじんわり伝わるようにタオルを当ててください。

 

 

次に、ホットタオルで耳を温めます。

自律神経を整えることが期待できます。

 

そして、タオルが温かみを残しながらも冷めてきたら、最後に目の上に。

目の疲れやドライアイの緩和に効果的です。

 

ドライアイというと、涙の不足と思いがちですが、実は油不足のことが多いのだそう。

上下のまぶたの縁に並んでいるマイボーム腺から分泌される油の膜が、目を乾燥から守っているのですが、ドライアイは、涙の水分が足りないタイプより、この油が足りないタイプの方が多いそうなのです。

ドライアイで目医者さんで目薬をもらっている私ですが、このホットアイマスクが油分を補うのに有効ということで、お医者様からも勧められています。

 

 

さらに、このホットタオル、体だけでなく、心も温めることが期待できます。

 


皮膚や体の温度を感じるのは脳の島皮質や線条体で、これは同時に心の温かさや冷たさ、対人的な感情にも関わる部分です。

脳の同じ部分が身体と心、両方の温度を感じ取っているため、一方が反応するともう一方にも影響を与えます。

ゆえに体を温めると心も温まるという現象が起きるのです。

『AEAJ』100号「手当とアロマテラピー」より


 

温かいカップを持っている人は冷たいカップをもっているよりも、「寛容」「親切」という感情を持つ傾向があるという実験結果もあるようです。

 

ホットタオルを使って体を温める方法は、「湿熱法」といい、湿度を加えない「乾熱法」より心地よく、約3分という短時間で心地よさを提供できる手法であることも報告されています。

 

セルフメンテナンスにぜひ、お試しください。

首コリが悩みの私も一日5分、ホットタオルで自分をいたわる時間を持つようにしています。

 

お好みの香りをプラスしたタオルなら、なおいいですね(精油の付いた面が直接お肌に接しないようお気を付けください)。