初秋の京都御苑散歩
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
8月も今日で終わりですね。
今年も2/3が過ぎて、月日の流れる早さに戸惑ってしまいます。
これも自分が年を取ったせいでしょうか。
長い間土の中で暮らし、短い時間を地上で身を震わせて鳴いて土に還る蝉には、どんなふうに時間が流れるのだろう。
なんて思うけれど、時間という概念をもつのは人だけで、それゆえに、今ここに居ながら過去にも未来にも思いを巡らせて、あれこれと心を乱すわけですね。
猛々しいまでの日差しが和らいで、少し涼しさを感じた今朝、久しぶりに京都御苑を歩きました。
蝉の声はツクツクボウシに変っていました。
富小路口近くの大きな百日紅。
このあたりは、晩秋には紅葉で真っ赤に染まります。
青々した松ぼっくり。
春に受粉した雌しべが成長し、春から夏にかけて緑色の実になります。
これが、秋ごろに茶色くなり、そのまま冬を越します。
そして、次の年の春に成長して大きくなり、その秋にタネを飛ばします。
2年がかりなんですね!
松ぼっくりは精油を染み込ませると、ナチュラルテイストのミニ芳香器になりますよ。
残暑はまだまだ厳しいですが、秋の気配が日に日に強くなってきました。
明日は、9月におススメの精油をご紹介します。