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Shinoa Blog

バラの香りに母と過ごした初夏の日を思う~プルースト効果

本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。

 

我が家のバラが咲きました。

甘くて優しい香りにうっとりしています。このバラは実家の庭から枝を持ち帰って挿し木したもの。

 

香りを嗅いでいると、まだ若かった母と一緒に、棘に気を付けながら切った初夏の日が蘇ります。

あれはいつのことだったのでしょう。

私はまだ小学生だったのかもしれません。

 

香りがそれに結びつく古い記憶や感情を呼び起こす現象は、プルースト効果と呼ばれます。

 

フランスの文豪マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』という小説の中で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したとき、その香りで幼少時代を思い出す有名な場面があるからです。

 

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では、30種類以上の精油に触れて頂きます。

 

時々、嗅いだ香りが、受講者さんの脳の奥底に潜んでいた様々な情景や思い出を引き出して来て、そこから話がはずみます。

嗅覚は不思議で、本当に興味深いのです。