お客様の配偶者を何と呼ぶかという問題が悩ましい
お客様の配偶者を何と呼ぶかという問題が悩ましい
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
今日もブログへのご訪問ありがとうございます。
ずっと、もやもやしていることの一つ。
お客様との会話の中で、お客様の配偶者を何とお呼びするかということがあります。
他人の配偶者を何と呼ぶかについて、先月(12/11)の朝日新聞「多事奏論」で編集委員の高橋純子氏が書いておられました。
今月11日の昼下がりにテレビの前で快哉を叫んでいた。
「夫さん」に鐘三つ!!!!
NHKのど自慢。
もうすぐ結婚34年、夫に贈ると歌唱した女性に対して、司会の小田切千アナウンサーが「優しい夫さんは・・・」と語りかけたのである。
今年結婚したばかりという女性には「でもパートナーさんと一緒に暮らせてないんですよね?」とも。
<中略>
たぶん最近まで、「ご主人」が使われていた、はずだ。それを聞くたび私は「うーん」と眉間に縦じわを寄せていたのである。
主人とは、「精選版 日本国語大辞典」によると最初に、
①家の主、あるじ、
とあり、続いて、
②他人を従属させている者、他人を使用している者。領主、首領、雇い主。だんな。しゅう
③妻が他人に対して自分の夫をさしていう
<以下略>だといいます。
女性雑誌、「VERY」では、4年ほど前から、女性の配偶者の表記を「夫」にしています。
その理由を2020年の記事で編集長の今尾朝子氏が次のように述べています。
「SNSの広がりもあってか、言葉に敏感な読者が増えている、と感じたからです。
1995年の創刊以来長い間、自分の配偶者を『主人』と呼ぶ人がほとんどでした。
10年ほど前から『ダンナ』が増えてきて、最近は『夫』も多い。
そうした流れを踏まえて、地の文では『夫』を使いましょう、ということにしました
その理由として、
環境の変化が大きいと思います。
働く女性が増えて家事や育児をパートナーとシェアしなければ回らなくなりました。
女性ばかり負担が大きいことを理不尽に感じる人も増えた。
そうした変化をきっかけに、自分とパートナーとの関係性を改めて考えるようになるにつれ、呼び方にも変化が表れたのではないでしょうか
私自身は、夫を主人と呼んだことはないし、周りの方もほとんどが「うちの夫」と言われるようです。
しかし、お客様の配偶者を何と呼ぶかはなかなか難しい。
確か読売新聞の人生相談で、「お連れ合い」という言葉を使っているのをみて、これがいい!と思ったのですが、会話の中で「お連れ合い様」というのはちょっと長くて何となく使いにくいような。
「パートナーさま」もしかり。
ということで、今しばらく悩みながらしっくりいく言葉を探していこうと思います。