ハンドトリートメントボランティアが機関紙に掲載されました
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」出野です。
当教室でアロマハンドセラピスト資格を取得された方の中で希望される方々とボランティア活動を行っています。
京都市北区の高齢者施設「地域密着型総合ケアセンターきたおおうじ」さんと「サテライトうえの」さんでの活動の様子が、このたび施設の機関紙に掲載されました。
施術前お一人おひとりの方と相談し、希望される効能や香りでゆったりとした時間を過ごされていました。
若いころの思い出話をされながら、
「気持ちいいわ~」
「こんないい香りがするんやね」
と、皆さま至福のひと時を過ごされていました。
(機関紙より抜粋)
人間にとって、触れ合うことはとても重要な行為です。
例えば生まれたばかりの赤ちゃんにとって、「触れられること」が命を維持し、健やかに成長していくために欠かせないといいます。
そして、触れられること、触れることの重要性は、高齢になるとまた高まると言われています(※)。
しかしながら、赤ちゃんのころと異なり、高齢になると心地よく触れられることの機会は減ってきます。
袖を捲くるだけでどこでもできるアロマハンドトリートメントは、手軽にできるけれととても有効な、心と身体の両方をケアできる手段です。
年末に施設の責任者様とお目にかかったときに、ハンドトリートメントを受けた利用者さまが、とてもシャキッと元気になられて驚いたとのコメントもいただきました。
心地よく触れられることで、分泌するオキシトシンは、
成長を促進する
母性行動を起こさせる
血圧、心拍を低下させる
不安、抑うつを低下させる
痛みの閾値を上昇させる(痛みを感じにくくする)
短期的記憶を高める
などの効果があると言います。
このオキシトシン、実は施術をする人にも沢山分泌されているそうです!(※)。
優しい気持ちでボランティアに行かれているハンドセラピストさん自身もハッピーにそして元気になれるんですね!
コミュニケーションが希薄になりつつある現代社会で、人間の最も原始的、根源的な感覚である触覚と嗅覚を癒すアロマハンドトリートメントは、素晴らしいコミュニケーションツールでもあります。
多くの人がハンドトリートメントで幸せになれるように、これからもお伝えしていきたいと思います。
※:「触れること」の意味を探る~人体に備わる神秘の機能
(AEAJ第23回専門セミナー 山口創氏講演より)