菊の香りで邪気を払う「重陽の節句」
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今日、9月9日は「重陽の節句」。
「9」は日本では、「苦」に通じて避けられることもありますが、中国ではとても縁起のいい数だそうです。
奇数は縁起の良い陽数。
中でも、最大の奇数が連なるこの日はとてもパワーのある日だそう。
日本には、平安時代の初めに伝わったと言われます。
この日は菊を使って、邪気を祓い不老長寿を願いお祝いするので「菊の節句」とも呼ばれます。
菊を飾ったり、菊の香りを移した菊酒を飲んだり、菊の菊の被綿(きせわた)で健康を願ったり。
なかでも被綿は、一度やってみたいと思っています。
庭の菊の花に綿を被せて一晩、綿に菊の香りのする夜露をたっぷり染みこませます。
翌朝、この菊の露を含んだ綿で肌を拭いて菊の薬効に健康、長寿を願うのです。
もっとも菊の花が咲くのは、まだまだ先ですね。
『源氏物語』にも菊の花は登場しますが、王朝人の愛した菊は、いわゆる小菊だったそうです。
大輪の菊は江戸時代に品種改良したものだとか。
吉海直人先生(同志社女子大学名誉教授)によると、平安貴族の前栽を飾った花々はいま私たちが見る花壇とはずいぶん違ったものだったそうです。
当教室では、
を随時開講中です。
<講義内容>
1.日本における香りの歴史
2.日本人と香り<源氏物語>
3.日本人と香り<香道>
4.日本の国土と香り
5.お香材料と和精油
<和のアロマクラフト作り>
1.練香
2.塗香と香袋
3.置き香と香りストラップ
4.練り香水(ソリッドパフューム)
5.和菓子のアロマストーン
<受講料>
1)コース(5回)でのお申込み
42,800円(材料費+税を含む)全5回(約10時間)
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