高温下でハチの嗅覚が鈍る!~温暖化の脅威
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーションShinoa」のブログにようこそお越しくださいました。
衝撃的な記事を見つけました。
「温暖化・・・花はどこへ行った?~香り探るハチの機能 高温下で低下」
という、朝日新聞2024.9.18夕刊の記事です。
ドイツの研究チームが、高温になるとハチの触角の反応が低下し、花の香りを感知しにくくなることを報告したそうです。
「国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の食料の9割を担う約100種の農産物のうち、70種以上がハチによる受粉に依存している」のだと言います。
そうでなくても、最近農薬等により蜂が少なくなっていると言われています。
ということは、私たちの食糧危機につながるということですよね。
蜂の嗅覚は実に鋭いのです。
街中にある当サロンなのに、網戸にしてアロマレッスンをしていると、精油の花の香りに誘われて、どこからか蜂たちがやってきます。
「ごめんね!お花じゃないんよ」
と言いながら、窓を閉めることがしばしば。
こんな蜂たちの嗅覚が暑さで失われるなんて思ってもみませんでした。
現在の気候に適応して生息している動物たち(人間を含む)。
環境が異なってくると思いもよらない影響が出てきそうです。
こんなところにも温暖化の脅威があることを気づかされました。
【日々の暮らしから】
ニュースを見ていると、戦争や紛争が絶えず、罪もない人々が殺され傷ついています。
今、武器や兵力を増強して、殺し合いをしている場合でしょうか?
地球のシステムが今、恐ろしいスピードで壊れかけているというのに!
温暖化は食糧難や大規模災害を招いています。
全人類がこの問題に一致団結して立ち向かわねばなりません。
人種も宗教も、国境などということはこの危機の下では無意味です。
そして戦争や紛争は自然破壊の最たるものでもあります。
もし神様というものがいるとしたら、愚かな人類にあきれ果てていることでしょう。
そんな中、ちっぽけな自分は何をなせるでしょうか。