重陽の節句に、菊花の印香を楽しむ

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9月9日は「重陽の節句」ですね。

「9」は日本では、「苦」に通じて避けられることもありますが、中国ではとても縁起のいい数だそうです。

奇数は縁起の良い陽数。
中でも、最大の奇数が連なるこの日はとてもパワーのある日だそう。

日本には、平安時代の初めに伝わったと言われます。

この日は菊を飾ったり、菊の香りを移した菊酒を飲んだりして、邪気を祓い不老長寿を願いお祝いするので「菊の節句」とも呼ばれます。

私も、菊のお香を楽しみました。

京都御所の西に店を構えられる「山田松香木店」の花京香。

月変わりの花の印香。

やはり、９月は菊です。

日中は暑いですが、朝晩は涼しくなりつつあります。

特に日暮れの早くなったことに驚かされます。

季節の変わり目を健やかに乗り切りたいですね。

＜日々の暮らしから＞

前職時代の同僚がお連れ合い様の転勤で、関西を離れることになりました。

そこで当時の同僚たちとランチ会をしました。

16年前に、なかなかハードな業務を共にした仲間たちです。

久しぶりに会ったのに、あっという間に当時に戻って、おしゃべりに花が咲きました。

こんなに笑ったの、久しぶりでした。

皆、今は、それぞれの世界に生きているのですが、あの日々があったから、今という日があるのだなと思わされます。

会いたいなと思う人に、なかなか会えないままに日々が過ぎていくということが多いのですが、思い切って会うのは大事かもしれませんね。