バス事故に遭って思うこと
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
今日はアロマテラピーに関係のない話題です。
4月中旬過ぎ、仕事帰りにバスで事故に遭いました 。
私はいつも通勤に京都市バスを利用しています。
市バスの後部は2段ほどのステップを上がる構造になっています。
その日、私は、市バスの前部のフラットな部分でなく、後部のステップを上がったところに立っていました。
手すりを持ちながら、ボーっと窓の外を見ていました。
交差点を右折しようとしたとき、バイクと接触したようで、バスが急ブレーキをかけました。
私は、「あ、まずい!」と思った瞬間に、体が飛んで、ステップ下の床にたたきつけられ、そのまた次の瞬間に人が私の上に落下してきました。
バスが停車してからも足に力が入らず、立ち上がることのできないまま、生まれて初めて救急車のお世話になってしまいました。
後で知ったところでは、前の方に立っていた学生さんも頭を打って搬送されたようです。
私は、床面にたたきつけられた左半身の打撲と、人が落ちてきた右半身の打撲と膝じん帯損傷、頚椎捻挫。
私としては結構な辛さでしたが、幸い軽傷だということです。
事故の翌々日からは、お客様のご理解もいただきながら、仕事もしています😊
今回思ったのが、たとえ公共交通機関だとはいえ、結構な早さで移動しているのだから、当然、危険は伴うのだということ。
特に立っているというのはリスクが大きい。
私は手すりを持っていたけれど急ブレーキの衝撃で、到底持ちこたえることはできませんでした。
今回は夕方の時間帯で、殆ど通勤客・通学客のようでしたが、昼間だとお年寄りの比率がかなり高い。
私はこれまでお年寄りが立っておられるのはつらいだろうと思って、席を譲っていました。
しかし、今回のことで、事故の際に受けるダメージが大きいお年寄り、障碍者の方、妊婦さんなどには、万一に備えてぜひとも座っていただかないといけないと痛感しました。
外国人観光客で溢れかえる市バス内ですので、配慮の必要な方々が優先席にたどり着けないことも多々あります。
そんなとき、おせっかいなおばちゃんになって、必要な人に座っていただけるように観光客への声かけもしようと思います。
お陰様で、私の傷は徐々に、しかし確実に回復しています。
様々な過程を経て治ろうとする人間の治癒力に感動しています。
今も、毎日市バスで通勤していますが、もしもの時の安全な姿勢や立ち位置ということを考えて乗るようになりました。
皆様も、万一の時にご自身の身を守るために、そんな意識をちょっとお持ちになっていただけたらと思います。
★京都市バスの方には、誠実に対応して頂いています。
運転手さんも自宅まで謝罪に来てくださいました。今回の事でショックを受けたのは私だけでなく運転手さんもでしょう。引き続き安全運転で元気にお仕事なさってほしいと思っています。