雑草に勝てるはずがない(1)抜いても抜いても生えてくる秘密
本物と上質を求める大人のためのアロマテラピーサロン「アロマテラピー&リラクセーション Shinoa」のブログにお越しくださってありがとうございます。
滋賀県高島市マキノにて、ハーブガーデン計画進行中です。
ということで、現地に行っては、せっせとお世話をしています。
特に大変なのが草引き!!
抜いても抜いても生えてくる。
水も肥料もあげていないのに青々している。
雑草の逞しさに驚かされます。
敵(雑草)に勝つには敵を知るべし!
と思って『雑草の不思議』稲垣栄洋著を買ってきました。
そして、この本を読んで思ったこと。
「雑草に勝てるはずがない」
同時に、雑草のたくましさ、生きる知恵に感動すらしました。
そんな私の感動した話を聞いてさい。
すぐに生えてくる雑草ですが、育てるのは難しいということをご存じでしょうか?
花や野菜の種なら撒いて水をやっていれば一斉に芽を出してくれます。
しかし、雑草は撒いて水をやっていてもなかなか芽が出ないんだそう。
なぜなら、雑草は芽を出すタイミングを自ら見計らっているのです。
種はいったん休眠して、チャンスをうかがい、一番生存可能性が高そうなときに芽を出すしくみになっています。
また、一斉に芽を出して刈り取られたり、環境が不適当であったりして全滅しては困るので、時期をずらすという工夫も不可決です。
外国の調査ですが、一平方メートルの畑の土に75,000以上の休眠中の雑草の種があったそうです。
これらがタイミングを図りながら次々芽を出すのですから、人間の草引きがかなうはずもありません。
とはいえ、あきらめては、庭もハーブ畑も草ぼうぼうになります。
かなわない闘いだとわかりつつ、私は草を抜き続けます 😆